世界の食器基礎知識

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中国の陶磁器

英語でChinaは中国と陶磁器という二つの意味を持つのは、陶磁器が中国で発明されたことに由来します。
およそ紀元前十四世紀頃には、釉薬を使った陶器がすでに作られていて、その後、今では磁器に欠かせないカオリン(白陶)が使われるようになりました。
宋時代には、越州窯で優れた青磁を生み出し、アジアの国々、主に日本や韓国に輸出されました。
北宋後期には竜泉窯が青磁生産の中心となりました。
これが日本でも有名な砧青磁です。

この時代、華南の各地域で貿易陶磁が作られ、景徳鎮窯では、白磁が生み出されました。
有名なものには、安渓窯の青磁、泉州窯の黄釉・鉄絵、福建省では建窯の天目、広東省では潮州窯や広州西村窯の鉄絵・白磁、徳化窯の青磁・青白磁、江西省では吉州窯の天目・緑釉・鉄絵などがあります。
これらの主な窯は北宋から活動が本格的になりましたが、唐代には、すでに始まっていました。
元時代になると、景徳鎮窯で染付(青花)が発明され、中国一の陶磁器の産地となりました。
明代になっても景徳鎮窯が中心で、宣徳年間には官窯として御器廠がおかれ統制されたので、中国陶磁器はこの時代に完成したといわれています。